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    2016年6月25日

    便秘!!


    幸手整体院やわらぎにいらっしゃるクライアントさんの中にも数多くの方が悩んでおります。

    なかには、長期にわたり便秘薬を服用されている方も

    飲まないと怖いと云う感情が先といいます。
    施術で、腸も改善されて少しずつ薬に頼らず出せるように変化してきています


    原因は人それぞれですが・・・

    yahooニュースに便秘の仕組みや原因について書かれている記事を見つけました。

    以下、参考にしてください!

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    便秘が起こるしくみと原因

    All About 6月22日(水)6時45分配信


    便秘が起こるしくみと原因


    便秘は様々な原因で起こります。食事の偏りからも便秘になりますので、バランスの良い食事が大切です


    ■女性の方が便秘になりやすいのはなぜ?
    便秘は「週2日以下しか排便がない状態」と定義されることがありますが、便回数の減少ではなく、便の性質(便の量がすくない、便が硬い、便がなかなか出ない、残便感がある)を主な指標として、便秘と表現することもあります。

    便秘は様々な原因で起こりますが、特に女性に悩んでいる人が多いようです。実際、女性の場合は男性よりも骨盤が広く、腸が骨盤内に落ち込んで、たるみやすいため、便が大腸に滞留する時間が長くなります。この間に便が硬くなり、便秘になりやすい傾向があるようです。また、女性のほうが腹筋や横隔膜の筋力が弱いために便を排出する力が弱いことも影響しているのでしょう。

    便秘についてのメカニズムと、原因となる病気、解消法について解説します。

    ■出したいときには早めにトイレへ! 正常な排便のメカニズム
    おおまかにいうと、食べ物は口から食道、胃、小腸、大腸、直腸の順番に通ります。まず胃に食べ物が入ると、胃から大脳に信号が送られ、反射的に大腸はぜん動運動を開始します。大腸にはほとんど消化機能はなく、水分を吸収して糞便を作ります。小腸までに消化された1~2リットルのかゆ状の液体から、200~250mlの便が作られます。

    この糞便は次に直腸に送られ、直腸内に溜まってくると圧が高まり、脳に「便が来た」という信号が送られるのです。この指令により便意が起こり、肛門括約筋の緊張を緩め、直腸のぜん動が強くなると排便が起きます。

    この排便反射は20秒間隔で繰り返し起こりますが、数分で止まってしまいます。便意があるのに排便を我慢することを繰り返していると、直腸内の圧が高まっても便意を感じなくなり、習慣性の便秘の原因となってしまうのです。

    次に、この排便のしくみをもとにして、便秘のメカニズムと種類を見てみましょう。

    ■便秘の原因・種類
    便秘には腸そのものに通過障害がある器質性便秘と、排便に関わる機能や自律神経に原因がある機能性便秘のふたつに大別されます。

    器質性便秘
    便の経路である消化管(胃→小腸→大腸道肛門)に、物理的な障害があることが原因で起こる便秘。先天性のものと後天性のものに分けられます。生まれつきの腸管自体の異常を始め、腸管壁のポリープなどで腸管が通りにくくなることによって生じる便秘です。

    ●1.先天性の器質性便秘の原因
    ・巨大結腸症(先天的に排泄に必要な腸の運動が起こりにくいために、腸内に便やガスが滞留してしまい、その結果、腸管が拡張して、結腸が巨大化してしまう疾患)
    ・結腸過長症(先天的に結腸が過度に長いもので、S状結腸が長い場合が多い)

    ●2.後天性の器質性便秘の原因
    ・大腸がん、直腸がん(腫瘍による通過障害)
    ・大腸ポリープ(ポリープによる通過障害)
    ・腸管癒着、腸閉塞(癒着した腸のために腸管運動がうまくいかない)
    ・開腹手術後(手術により、腸管が癒着する)
    ・子宮筋腫、卵巣のう腫など(いずれも腸を外から圧迫するため)

    機能性便秘
    機能性便秘は、急性便秘と慢性便秘に分けられます。

    急性便秘とは、食生活の変化や精神的要因等の原因によって起こる、一時的な便秘のこと。例えば、ダイエットを始めて急激に食事量が減ったり、水分摂取が減ったり、女性の場合は、妊娠したり、月経の前に発症する便秘です。この場合は原因が解消されることで自然に元に戻ります。

    慢性便秘とは、比較的長期にわたって続く大腸の機能異常に基づく便秘のこと。慢性便秘は、さらに細かく、弛緩性便秘・直腸性(習慣性)便秘・痙攣性便秘の3つに分けられ、ほとんどの便秘はこの中のいずれかに当てはまります。以下で順に解説しましょう。

    ●1.弛緩性便秘の症状
    主に腹筋力の低下により、全体的に便を送り出す力が弱まり、腸の動きが悪くなることが原因で起こる便秘。常習便秘のそのほとんどを占めます。高齢者や妊娠経験者に多くあらわれる症状です。

    腹痛などの強い症状が出ることは少ないですが、便秘が長く続くと腹部膨満感、食欲不振などの症状を起こします。

    ●2.直腸性(習慣性)便秘の症状
    糞便が直腸内に送られても正常な排便反射が起こらず、直腸内に糞便が停滞する便秘。排便のしくみにも書きましたが、排便反射は我慢していると数分で止まってしまうという性質がありますので、時間がないなどの理由で、便意があるのに排便を我慢することを繰り返すうちに、直腸が鈍感になってしまい、便が肛門の近くまで来ているのに、なかなか出せないといった状態になります。

    長い間、腸内に溜まっている便は、水分がかなり吸収されていますので、とても硬い便が排泄されます。

    ●3.痙攣性便秘
    弛緩性便秘とは逆に、大腸のぜん動運動が強すぎるために起こる便秘で、日頃のストレスや睡眠不足等により、副交感神経の過緊張などが起こり、腸が過敏に反応し、痙攣した状態になって便の通りが悪くなることで起こります。便意は強いのですが、なかなか出すことができず、出たとしてもごく少量のコロコロとした硬い便であったり、残便感があったりします。

    ストレスの他にも、下剤の乱用によって発症したり、過敏性腸症候群の便秘型としてあらわれたりすることがあります。この便秘では、腹痛を訴えることが多く、特に食後に痛むことがよくあります。

    ●機能性便秘の原因
    ・繊維の少ない偏った食事もしくは小食
    ・便秘薬常用者(薬の刺激で便意を催させるので、腸の機能が低下する)
    ・加齢(腹筋などの筋力低下、腸管の運動機能低下など)
    ・睡眠不足(排便コントロールをする自律神経が不安定になるため)
    ・痔(排便で痛みが出るために、自然と排便を我慢してしまう)
    ・高血圧治療中(降圧剤の利尿剤は、体内の水分不足から便が硬くなることも)
    ・過敏性腸症候群(自律神経のバランスが崩れて)
    ・自律神経失調症(自律神経のバランスが崩れて)
    ・薬によるもの(抗精神病薬や抗うつ薬など)
    ・甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの低下で、腸のぜん動も悪くなる)
    ・糖尿病(腸を栄養する血液の流れが悪くなる)
    ・パーキンソン病(食事量低下や、運動量低下、自律神経障害などが原因で)
    ・膠原病(強皮症など)

    ■便秘の解消法
    便秘を解消するためには、まずは自分の便秘の原因を知ることが大切です。便秘の原因は人それぞれ違いますし、間違った対処法をするとより便秘を助長してしまうこともあるからです。

    原因がはっきりとしていれば、それを除去することが第一ですが、さまざまな病気や症状と同様、便秘も例外ではなく生活習慣が大きく関わり、生活のリズムが崩れると便秘の症状として現れやすくなりますので、便秘を解消していくには生活習慣を見直すことが大切です。

    1.食生活に気をつける
    便秘解消のために、普段の生活の中で、まず見直さなくてはならないのは食事の内容であり、最も多く見られる問題は食物繊維の不足です。

    不溶性の食物繊維は、水分を溜め込み、便を軟らかくして、腸の通過をスムーズにしてくれます。また便のボリュームを増やして腸の蠕動運動を刺激します。また、水溶性の食物繊維には、腸内環境を整える善玉菌を増やす働きがあります。なるべく食物繊維を多く含む野菜・海藻・きのこなどを選んで、意識的に食事に取り入れるようにしましょう。

    ダイエットなどで食事の量を減らした場合、腸への刺激が弱まり、蠕動運動の働きが悪くなります。食事の量が少ないということは、摂取できる食物繊維の量も少ないということになり、ますます便秘しやすくなります。便秘解消のためには、十分な量の食事をたくさんの水分と一緒にとることが必要です。

    大腸の蠕動運動は、食べ物が胃や小腸を経由して、大腸へ送られてくることで起こります。食事が不規則になると、便が長い時間、大腸内にとどまることになり、腐敗が進み、水分も吸収され続けるため、どんどん便が硬くなって排便が困難になり、その結果、便秘を引き起こします。

    つまり規則正しい食生活が便秘を起こさないために重要だということです。さらには、最も便意を感じやすいのは朝食の後ですので、忙しくても朝食はしっかり食べるようにしましょう。

    2.規則正しい生活を
    睡眠不足などによる不規則な生活は、ストレスも多く、自律神経の乱れを引き起こしますので、便秘の誘因となります。つまりは、睡眠を十分にとって規則正しい生活をすることが、便秘にならない方法のひとつといえます。

    3.運動不足解消
    便秘を解消するには、激しい運動は必要なく、ウォーキングでも十分に効果があります。普段の生活の中で、なるべく歩く機会を増やしましょう。運動不足は、血行を悪くし、筋力の低下を招きます。

    また、弛緩性便秘の場合は、まず腹筋を鍛えることをおすすめします。腸の蠕動運動には腹筋が大きくかかわっており、腹筋力が弱まると直腸の働きまで低下してしまい、便を押し出すことが難しくなります。毎日、軽い腹筋運動を続けるとともに、普段から意識的に、腹式呼吸やストレッチを行うようにすると良いでしょう。

    便秘を訴える人の大半は生活習慣やストレスが原因で起こる慢性便秘ですが、さまざまな病気か原因で起こる便秘があるということも確か。

    こういった生活習慣の見直しを行っても、便秘が改善しない場合は、思わぬ病気が隠れている可能性もありますから、しっかりと病院に受診してくださいね。受診する科としたら、内科、消化器科、胃腸科などがいいでしょう。肛門科と標榜してある科でもいいですね。

    また便秘が最近ひどくなった、急に便秘をするようになった、便に血が混じる、便が細くなってきた、便秘とともに腹痛や吐き気がある、などといった項目が当てはまる方も、一度、病院を受診しましょう。


    文・染谷 貴志(All About 胃腸の病気)